お椀型什器搬送箱 « 究極の梱包AAA(トリプルエー)

導入事例

金属製お椀型（サイズФ362ｘ深さ170ｍｍ・表面ラッカー塗装）の什器を15個入れて運ぶコンテナです。
全体で約100Kgになります。互いにぶつからないように内部を仕切りで区切って一マスに3ヶ重ねて入れます。
重ねる際に間にはさむクッション材も所望です。
最初にいただいた図面の一部とヤマコーから提案した仕様図です。

全容です。
コンテナ部分は有効内寸1050x1050x高さ350ｍｍです。
下部のパレットは1100ｘ1100ｘ150ｍｍの樹脂製・四方差し・ハンドリフト対応品です。
ふたの4辺はL型樹脂アングル（ｔ3ｘ50ｘ50ｍｍ）で囲み、4すみには段積み用のコーナー（110ｘ110ｘ50・立上りリブ20ｍｍ）を取付けてあります。
内部を仕切りで区切りました。
仕切りに使った材質はラミダン（プラダンｔ3の表面にPE発泡シートと不織布をラミネートした素材）です。プラダン単体よりさらにクッション性と帯電防止性能が優れています。
中身の製品が接する面はすべてラミダンで囲んであります。
製品の入るブースは5箇所になり、1箇所には3台のお椀状什器が収納されます。
コンテナ1台にお椀状什器が15台。あいだにはさむクッション材は10ヶ所分。
おわんを伏せて重ねていくので、高さが高くなりすぎないよう、余分がじゃまにならないようにドーナツ型に裁断カットしました。
クッションの材質はミナフォーム（ポリエチレン発泡シート積層品厚み15ｍｍ）です。
無架橋発泡ポリエチレンｔ5を3枚を熱融着したもので、通常のクッション材に比べやわらかく永久帯電防止性能があります。